岩手の放射能測定検査専門/株式会社サイエンススタッフ



 
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  採取方法

 
  試料の採取方法

試料は円形の容器に入れて測定します。試料の量の多い方が、
また、密に試料を入れた方が高い精度で測定できます。

■ 液体

  •  試料1点ごとによく洗浄した2リットルのペットボトルもしくはポリビン1本をご準備下さい。 1リットル2本でも構いません。

  •  測定したい液体試料を適量入れて強く振り、全部捨てて容器内面の汚れをすす ぎ取ります。これを2回、できれば3回繰り返してください。

  •  満杯にして、キャップにビニールテープを巻いてこぼれないようにしてお届け下さい。

  •  生ものはクール宅急便でお願いいたします。
 
■ 液体以外の農林水産物、食品、土壌、汚泥、工業原料など
 

  •  チャック付ビニール袋に密封してお届け下さい。袋は1試料ごとに2重にして下さい。
  •  現物重量1kgあたりのベクレル値をご報告いたします。
  •  採取方法について不明の点はご相談下さい。
  •  試料採取時の留意点が政府や研究機関から出されておりますので参考にしてください。
  •  生ものはクール宅配便でお願いいたします。
 
  その他試料採取の留意点
■ 土壌
 

  •   試料はスコップで土壌断面を作り、横方向に表層〜約15 cmを採取してください。
  •  地表部が最も汚染されています。土にかえると思われる落葉落枝、作物残渣、ルート マット層、堆肥などは取り除きません。
  •  小石、礫等はなるべく除いてください。
  •  1区画から5〜6ヵ所を採取し、混和して必要量を取り分けてください。

※ 採取する土壌の深さは5cmまで、10cmまで、15cmまでと汚染の状況を考慮して採取 する事が多いようです。

※ 専門的には下記が参考になります。

   http://www.s.affrc.go.jp/docs/press/110914.htm
 
■ 汚泥、焼却灰等
 

たい積された1ロットの汚泥の表層からランダムに4箇所採取し、よく混和して必要量を分けとってください。


※ 専門的には下記が参考になります。 http://www.maff.go.jp/j/syouan/nouan/kome/k_hiryo/caesium/pdf/sampling-metho

※ 木製品などは堅い塊なので容器に入りません。おがくず状にする必要があります。
※ 発泡スチロールなど比重が軽いほど、試料の測定値のばらつきが大きくなります。

 
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